なかよし家族
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3,母親の母性に当てられ、いっぱい甘えてしまった。(4)

「はい、これでいいの? タツ君」

 優菜が上目遣いに確認してみれば、龍之助は機嫌が良さそうに頷いた。
 優菜は今、龍之助の足元で正座をしている。
 上半身の服は脱がされ、乳房は丸出しに丸出しになっている。龍之助が見たいというので、優菜は躊躇いなくその見事な巨大な峰をさらけ出した。

「うん、いいよ。凄く昂奮する」

 大きく脚を開いて座り込む龍之助は、ソファの背もたれに両手を広げて、如何にも『俺様!』って感じで踏ん反り返っていた。優菜はその姿を見て心と子宮がキュンキュンと疼くのを感じる。

(はああぁぁぁ……もうなんなのこの子……可愛すぎるわ……)

 きっと本人は漢! という感じで偉ぶっているつもりなのだろう。だが元々身長の小さい彼からすれば、体躯に対して横長のソファはあまりに大きすぎた。デカすぎるソファに踏ん反り返っている龍之助は、まるでソファに支えられている子供のように見えてしまい、優菜は萌えすぎて歓喜の笑みが噴き出てしまいそうだった。

「じゃあ――そのまま口でしてもらおうかな」

 龍之助は腰を押し出し、すっかり回復した剛直を優菜の眼前に差し出す。少し樹液が残る汚れた逸物は光沢を作りながら、むわぁ……と香る雄臭を放っている。生臭い匂いが優菜の鼻孔を刺激すると、下腹部が湿っていくのを自分でも感じるほどに昂奮を覚えてしまっていた。
 優菜は龍之助の想定しているシチュエーションに付き合うように、丁寧な口調を使ってかしずく。

「はい。ご奉仕させて頂きます」
「あ、うん……。お願い――します」

(敬語に敬語を返しちゃだめでしょう! あなたは今王様なんだから……あああああもおおおおおう……可愛い)

 溢れ出る感情を決して表に出さないように、努めて冷静に振る舞う優菜は、口を広げて逸物に顔を寄せる。

「うっうああ……」

 鈴口に優菜の舌先が触れた。そのまま押し付けるように舌に圧力が加わると、龍之助は声を漏らした。龍之助の反応を見ながら、押し付けた舌を這い回るようにして亀頭部を舐め回し、優菜は息子の弱点を探る。カリ首まで移動してきて、スジ周りに舌を這わせてみれば、裏スジに舌が触れた時、龍之助は身体を大きく痙攣させた。

(あはっ、見つけた……っ)

 龍之助の弱点を捉えた優菜は、裏スジを主軸にその周りを執拗に責める。激しい舌遣いにベチャベチャ……と水音がテンポよく聞こえ始めた。

「ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ……ちゅ、ちゅちゅうううぅぅぅ……えろぉ…………」
「うあ、ああああっ! すご、すごいいいい! また知らない気持ち良さがっ、ああうううう!」
「ふふ、タツ君はもうすっかり、お母さんに夢中ね。嬉しいわぁ」

 気持ちよさそうにしている龍之助に、すっかり上機嫌になった優菜は慈しむように玉袋を揉み込んだ。

「うおお、おおおお!」
「えい、えい、悪い精子はタツ君のキンタマ袋から出ていけー」
「出ていくううう! こんなにされたら、すぐに出ていっちゃううう!」

 天井を見るように顔を持ち上げながら、龍之助は手足を伸ばしてビクビクと痙攣を起こしている。明らかに慣れていない快楽に、亜花梨には満足に弄られていないのだろうと優菜は考えた。つまりこの快楽を初めて教えたのは他でもない自分なのだ。龍之助に初めてを教えた悦びに優菜は嬉しくなった。

 玉袋を愛撫していると、明らかに剛直が固くなっていくのを感じる、これは射精の前兆だ。競り上がってくる白濁液を迎えるために、優菜は亀頭部を包み込むように口内に含んだ。舌で先端を責めながら優菜は龍之助を見る。

「ほら、かあはんにえんりょなくひゅっひゅしていいはらね(ほら、かあさんに遠慮なくビュッビュしていいからね)」
「んお、おおおお……!」

 潤んだ瞳で惚けた顔を覗き込んであげれば、切なそうに龍之助は喘ぎ声を上げた。まるで小学生がお漏らしを我慢しているような、そんな困った顔を見せる息子に優菜の子宮は疼くばかりだ。

「で、出るっ、搾り取られるっ!」

 悲鳴にも近い龍之助の上擦った声が聞こえれば、すぐさま口内に熱い、灼けた液体が発射された。優菜は躊躇うことなく押し寄せる雄汁を受け止めると、頭を上下に動かし、龍之助の射精を後押しする。

 グポッグポッ――と空気を含ませる音を鳴らしながら、優菜は嬉しそうに剛直に吸い付く。亜花梨にとっては凶器のようにしか見えなかった雄棒も、優菜にかかれば唯々、雄ミルクを抽出するだけの肉の棒になり果てていた。

「ん~――チュポンッ。んふっ、すごい量」
「うあ、あああ……」

 尿道に残っている分までしっかり吸い出された龍之助は、すっかり脱力して、ゾンビのように呻き声を上げている。対して優菜の方は、口内に残る子種を飲み込むことなく、まるで味わう様に咀嚼していた。

「ほらほら、タツ君。見て~」
「え…………」

 呆然とした状態で、背もたれに頭を預けていた龍之助は身体を起こし、優菜の方に目をやった。
 そこには楽しそうに目を輝かせながら、龍之助が振り向くのを優菜は待っていた。息子と目が合い、優菜はわかりやすいように大きく口を広げて舌を伸ばす。

「みへぇ、こんなにいっぱいらされちゃったぁ」

 優菜の舌の上にはゼラチン状の形をした龍之助の子種がたっぷりと乗っかっていた。
 アダルト動画の女優みたいに、優菜は口に残った樹液を一度手に戻すと、再び口に放り込んでから、ゴクリと喉を鳴らす。

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