「あむ……はぁ……気持ちいぃ。もっと……んちゅ、れろぉ……もっとぺろぺろしてくださいぃ」
「言われずとも」
米田さんは首を傾け、お互いの口がピタリとくっつくように顔を寄せる。
根元まで入って来て動き回る舌の感触が、躰に気持ち良さを伝えて気分が盛り上がってくる。
快感に酔っぱらうように身を預けていたら、突然下腹部に刺激を感じた。
口を塞がれたままの状態で膨れ上がった突起を擦られたのだ。舌を舐られながら触られるのは刺激が強くて、自分でも聞いたことのない甘い声が出てしまった。
「――ぷあぁ、だ、だめぇ……キスしながら触られたら……おかしくなるぅ……」
「キスしながら触られるのが好きなんだね」
「そ、そういう……はなしじゃ、んむぅ――」
米田さんの言い方はまるで私が、そうして欲しいと強請っているように言うものだから、言い返そうとしたら話を遮られるように口を塞がれた。
駄目だ……こうされると何も考えられなくなる。
くちゅくちゅと水音が鳴る度に躰の力が抜けていき、今度は陰核に触れられた感覚で全身に力が入る。
針のように鋭い快楽は、どこかに飛んでいきそうな意識を躰に繋ぎ止めてしまい、私はだらしなく声を荒げながら、躰をビクビクと震わせる事しか出来なかった。
「――んはっ……」
「もうそろそろいいかな」
米田さんはそう言うと、ズボンのベルトに手を伸ばしてズボンを降ろす。
そこから出てきたのは、猛り立った肉の棒だった。
心臓のように脈を打ち、熱を感じる見た目をしている……。
「これって……なんですか……?」
まじまじと見つめながら、私は質問した。
勿論、父親のものを見た事があるし、ソレが何なのかは知っている。
だけど目の前にあるそれは、頭に残る記憶とはあまりに違う姿をしていて、不安になった私はついつい聞いてしまった。
「今から結花ちゃんを気持ちよくするものだよ」
赤黒い肉の棒は米田さんの言葉に相槌を打つように縦に揺れた。
一体どうやって私を気持ちよくしてくれるのだろうか。
期待で胸が膨らむ反面、使い方の想像がつかなくて何をされるのかと心配になった。
「これはね……こうやって使うんだよっ」
「え? ひゃっ」
いつの間にか、肌が触れる程近寄っていた米田さんは、私の脚を掴むと上に持ち上げた。急な力に引っ張られるように、私は体勢を崩してベッドに倒れ込む。
突然の事に驚きながらも、首を上げて米田さんを覗き込むと、開脚している脚の間に座り込んでいた。
「あ……なにか……当たって……んっ……」
恥部に触れる圧迫感。
「今からコレで、下の口にキスしてあげるよ」
圧迫感はどんどんと強くなり、大きく広がっていく。
押し広げられる違和感に、戸惑いと不安が巡る。
しかし私は、キスという単語のお陰で耐える事が出来ていた。
今日の間だけでも何回もしたキスの感触が蘇ってきて、ジンジンと舌が何かが触れているような感覚がする。
キスはとても気持ちが良かった。これと同じ物ならば、きっと気持ち良くなれる。
ちゅくちゅくと水音を弾かせながら、秘所に触れるオチン×ンが気持ちのいい所を叩いてきて、伝わる快感が期待を煽る。
「じゃあいくね。力むと上手く入らないから、リラックスしてて」
「はい……」
言われるまでもなく、陰核を弄られている私の躰は力が抜けていた。
返事をしてからゆっくりと、オチン×ンが私の膣《なか》に入り込んでくる。
まさか、そのまま入ってくるんだろうか。
「ん……痛っ」
どうやら、そのまさかのようだった。
突き刺さる痛みに思わず声が上がると、米田さんは「大丈夫?」と心配してきた。
ズキズキと続く痛みに耐えながら頷いてみせると、もう十分に異物感を感じていた膣内は、再び押し広げられる。
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