4.44話

「いえ、今日は友達の家にお泊りをするらしくて……朝起きてからすぐ出かけましたよ」
「へぇ、そうなんですか」
「最近、よく友達と遊んでいるみたいで、出かけてばかりなんです。少し前と比べるととても元気そうで、正直少しホッとしてるんです」
「ホッとしている?」

 俺が聞き返すと、美穂さんは大きく頷いた。

「引っ越す前は色々あってバタバタしていたから、落ち込む姿を見せないように気を張っているように見えて……でも最近はそんな風だったを忘れる程に元気なんです。きっといい友達に恵まれたんでしょうね」

 そう話す美穂さんは本当に安心しているようで、嬉しそうな笑顔を見せていた。
 そんな姿を見てしまうと、こっちも嬉しくなってしまい、ついつい股間が充血してしまう。
 美穂さんが楽しそうに話しながら、手を洗おうと背を向けると、薄い布地に守られた臀部のラインが見えた。動く度にぷりぷりと動く大きめのお尻は見ていて全然飽きない。

 最近の美穂さんは家に来る際、ジーンズよりもスカートを履いている事が多くなっていた。
 本日の彼女は膝が隠れる程度の長さをした、藍色のフレアスカートを履いており、スカートに合わせたのだろう白シャツが良く映える。
 清楚な服装を着こなす彼女は、とても一児の母とは思えない若々しい様相だった。

「……あの、当たってるんですけど」
「当ててるんです」

 背後から美穂さんに近寄ると、射精したばかりとは思えない程元気になっている逸物を、臀部に擦り付けるように当てる。
 唾液が付着している竿をスカートに乗せて動かしてみれば、スカートにシミを広げながら布擦れの音が聞こえだす。

 いきなりこういう猥褻行為をされてしまっても、彼女は悲鳴の一つも上げてはいない。すっかりこの生活に慣れ親しんでいる様子だった。
 それをいいことに、この一か月の間、暇さえあればこうやって美穂さんの身体を弄り、豊満な身体を愉しんでいる。
しかし、挿入だけはまだ一度もしていない。
 昂らせるだけ昂らせておいて、火照った躰をそのままに家に帰していた。

「あぁ……ああぁぁぁ……だめ、少し待って……」

 布擦れの音に混ざるように、彼女の艶声が聞こえだす。
 あっという間に脚に力を無くした美穂さんは机にしなだれかかり、快楽に耐えるように顔を伏せていた。
 日を追うごとに反応が良くなる彼女の躰は、劣情を溜め込んでいるのが見て取れるようだった。
 スカートの上から、菊門の上を通るように剛直を走らせれば、彼女は躰をビクリと跳ねさせ一際高い声を弾ませる。

「今日は、最後までしてみませんか?」

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