多目的トイレに入り込んで鍵を閉めると、美穂さんは不安そうな顔をしている。
彼女からしたらすべてがいきなりで、どうしたものかわからないといった所なのだろう。だがそんな事よりも、とにかくこの鬱積した感情を発散させたい。
俺は怪訝な表情をしている彼女に構わず近づき、唇を奪った。
「んっ!……んふ……ふあ、よ、米田さん……ちゅ、じゅる……」
唇が重なり伸ばした舌が触れれば、美穂さんは迎えるように口を広げてくれる。
お互いの舌が絡みつき、水音が鳴るほどに美穂さんの顔は熱を帯びて雌のスイッチが入っていくようだった。
躰の力が抜けてしまった彼女の手は、荷物を支える事が出来ずに袋を床に落としてしまう。
「――このまましていいですか?」
「あ……」
唇を離してから呟くように言うと、美穂さんは息を漏らした後に頷いた。
彼女の了承を確認してから、大きな胸に手を伸ばす。
「あ……、ふっ、んん……、あっ、も、もっと優しくして……声、出ちゃう……」
「我慢してください」
「そ、そんな……我慢なんて無り……んんっ!」
声を抑えながら、慌てる彼女を無視するように乳頭部分に指を伸ばす。
ブラの上からでも硬くなっているのがわかる乳房の突起を、爪を立てるようにして引っかけば、彼女はビクビクと躰を震わせる。
「だ、だめぇ……ほんとに、我慢できないの……大きなこえ、出しちゃうから……」
胸を虐める俺の腕に美穂さんの手が振れた。
しかしずっと突起を弄られている彼女には抵抗の力はなく、腕には全く力が入っていない。それどころか俺の腕を支えにしてなんとか倒れまいとしているようだった。
辛そうな表情をして、快楽に耐える美穂さんに顔を近付ける。
「口なら塞いであげるから、声を出しても大丈夫ですよ」
「あ……、ちゅ、ん、んん……んも、んんん!」
美穂さんの唇を塞ぐようにキスをすると、彼女は惚けた表情で舌を伸ばしてきた。
舌先を舐めるように擦り付けながら、乳頭への愛撫も続けると、彼女はくぐもった嬌声を上げながら惚けた表情に変わっていく。
「……気持ちよさそうにしている美穂さん、とても可愛いですよ」
「んん……、あんまりそういう事言わないで……」
恥ずかしそうに項垂れながら、美穂さんは躰を寄せてくる。
動きを合わせるように彼女を引き寄せてから、とっくに臨戦態勢になっている逸物を擦り付けるように彼女に当てた。
「わ……凄い……なんだかいつもより硬くなってませんか?」
躰に触れる感触に驚きながら、美穂さんは逸物に手を伸ばす。
彼女の言う通り逸物は普段よりも充血していて、ズボンに絞めつけられているようで痛いぐらいだった。
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