桃尻を押しつぶすように腰を打ち付けると、美穂さんは頭を上げて躰を強張らせる。
直後に膣壁が切迫したように、剛直に心地のいい圧迫感を感じ始めた。膣壺から溢れてくるラブジュースを感じながら、彼女が絶頂したのだと理解した。
「早速気持ち良くなってるようで何よりですよ」
躰をくっつけるように覆いかぶさりってから、呼びかけるように声を掛ける。
絶頂した事を言われているのだと思った美穂さんは、恥ずかしそうな態度を見せながら答える事が出来ないといわんばかりに息を漏らし、俺の言葉を無視している。
彼女の些細な反骨心に、恍惚とした頭に火が入る。
「あれ? イマイチでしたか? それならここはどうだ」
「~~~~~~っ!」
トントントントン。押し付けた腰を小刻みに動かし膣壺の入り口を何度も叩けば絶頂を迎えたばかりの膣は剛直を形取るように再び隙間を埋めていく。
電流を打たれたように体を震わせた彼女は咄嗟に手で口を覆う。流石にこれ以上大きな声を出すのはまずいと思ったのだろう、隙間から漏れる嗚咽の声を聴いていると焦燥感が征服欲で塗り替えられていくようだった。
――焦燥感? 何に? ふと頭をよぎった感情に違和感を感じたが、逸物から伝播する気持ち良さがあっという間に疑問を洗い流してしまう。
そうだ。そんな事より今は美穂さんで気持ち良くなるのが優先だ。
「どうです? 子宮口ノックされるの頭おかしくなりそうでしょう?」
痛くならないように優しくノックし続けると、美穂さんは押し黙ったままでコクコクと忙しなく頷く。無言の返答はまたしても無視された訳ではなく、声を出すことができないようだった。
「ほら、ほらほら」
「ふっ、ふぅっ、はっ、ああ、だめ、こえでちゃ、ううぅ……」
子宮を叩くテンポを速めていくと、とうとう美穂さんの口から吐息に交じって艶声が溢れだした。
「別に俺は大丈夫ですよ、一緒に変態コンビとして町内会デビューしましょ」
「お断り、しますっ。こんな痴態がご近所にばれたら……周りに何をされるか」
彼女の意見は至極もっともである。
外でも発情して隣人と野外プレイを決め込む美人な未亡人なんて、男達のいい的だ。
だからこそ、自分の身を守る為、必死に声を抑えている彼女の健気な姿に俺の征服欲は満たされていくのだ。
「大丈夫。仮にそうなっても俺が守ってあげますよ」
「えぇっ!? な、なにいって……っ!」
征服欲に思考を任せたまま、美穂さんに優しく声を掛ける。
こういう類の事を言われるのは全く想定してなかったのだろう、彼女は驚き顔を持ち上げる。
「あっ! んひっ、んんん!」
「うわ、や、やばっ」
顔を持ち上げたせいで腰の位置が少し変わり、膣壺をノックしていた剛直はより深く、入口を通り越し室内に入り込もうと奥に進む。
コメント