長編小説【R18】

なかよし家族

4,大人しい長女と大人な経験をしてしまった。(8)

 ズプン――。 「お゛っ!」「ひえっ!?」「な、なに!?」  じゅぷ、じゅぷ、ぐっぷ、ぐっぷ……! 「おおお……おおおぅぅぅ……」  我慢の限界を迎えた龍之助は、力の限りに静江を突いた。 フェンスがあるから見えては...
なかよし家族

4,大人しい長女と大人な経験をしてしまった。(7)

 膜を貫く確かな感触。 少しだけ大きな声を上げた静江は、咄嗟に口を押えた。 流石に痛みがあったのだろう、身体を支える脚を震わせながら、全身に力を入れて緊張しているようだった。 その姿が痛々しくて、少し止めて様子を見ようと思ったら、静江は「...
なかよし家族

4,大人しい長女と大人な経験をしてしまった。(6)

「ふあっ、たっ君。すっごい元気になってる」「静江姉ちゃんが嬉しいことを言ってくれたからね」  静江は首を傾げながら聞き返してくる。 「嬉しいことって……経験がないって話?」「そう、それを聞いて、静江ねえちゃんの初めてが欲しいっ...
なかよし家族

4,大人しい長女と大人な経験をしてしまった。(5)

「ありがとね、たっ君。家の中ではあるけれど、こうやって外に出れたのは久しぶりだから、嬉しいよっ」「どういたしまして」「ふふ――あ、ビオラだ。まだ花があるんだねぇ」「へぇ、母さんが植えたのかな?」  花を覗き込む静江を後ろで龍之助は後...
なかよし家族

4,大人しい長女と大人な経験をしてしまった。(4)

「し、静江姉ちゃん。ちょっと、一旦落ち着こう?」  龍之助が制止しようとすれば、静江は寂しそうに表情を崩す。 「どうして? やっぱり私じゃ駄目なの……?」「いや、そういう訳ではないんだけど……」「なんで? 二人とはしてるのにな...
なかよし家族

4,大人しい長女と大人な経験をしてしまった。(3)

「たっ君……ひ、久しぶり……」「う……うん、久しぶり……」  同じ家に住んでいる人間とする挨拶ではないと思いながらも、龍之助は同様に返事を返す。 なぜなら実際、久しぶりに出会ったからだ。  学校を卒業してから順当に就職出来た静...
なかよし家族

4,大人しい長女と大人な経験をしてしまった。(2)

 勿論、両親は静江を嫌っている訳ではない。そう言って駄々をこねてみたら、いくらでも構ってくれるのだろう。 だがそれを言ってしまえば……良き姉ではなくなってしまう。 強い責任感のせいで、弱いところをどうやって見せたらいいのかわからなくなって...
なかよし家族

4,大人しい長女と大人な経験をしてしまった。(1)

 喉が渇いていた。  自室でPCモニターを眺めながら、静江はとても億劫な気持ちで倦怠感と戦っていた。 動きたくない。 外に出たくない それでも喉は潤したい。 しかし待っていても飲み物は自分からやってはこない。 「はぁ……しょう...
なかよし家族

3,母親の母性に当てられ、いっぱい甘えてしまった。(8)

「んぐうぅぅ……! はぁ、ああぁぁぁ……んんん……」  嬌声とも、ため息とも言える声を漏らしながら、優菜は幸せそうな顔を見せる。 依然として身体を痙攣させながらも、優菜の突き上げた桃尻はそのままの高さでそこにいた。 ヒクヒクと戦慄き...
なかよし家族

3,母親の母性に当てられ、いっぱい甘えてしまった。(7)

「うっ……」  突如、龍之助が顔をしかめる。 「タツ君? どうかした?」「ごめん母さん、僕の――匂いが」  龍之助の反応に、優菜はハッとした。 いくらすくい取ったとはいえ、自分の顔には龍之助の体液がまだ付着しているのだ。...
なかよし家族

3,母親の母性に当てられ、いっぱい甘えてしまった。(6)

「うんうん、気持ち良くなっていいんだよ~。お母さんのおっぱいはタツ君を気持ち良くするためにあるんだからね」  両腕で胸を抑えながら、優菜が子供をあやすように言えば、龍之助は征服欲が満たされているのか至福の表情を浮かべていた。 その姿...
なかよし家族

3,母親の母性に当てられ、いっぱい甘えてしまった。(5)

「んふ……タツ君の味がする……」  何事も無ければ龍之助には生涯見せることはなかったであろう雌の姿。痴情にまみれた優菜の姿を、龍之助はまるで呼吸を忘れたかのように見つめていた。 雄らしい、劣情に駆られた顔を見せながら、母親を支配して...
なかよし家族

3,母親の母性に当てられ、いっぱい甘えてしまった。(4)

「はい、これでいいの? タツ君」  優菜が上目遣いに確認してみれば、龍之助は機嫌が良さそうに頷いた。 優菜は今、龍之助の足元で正座をしている。 上半身の服は脱がされ、乳房は丸出しに丸出しになっている。龍之助が見たいというので、優菜は...
なかよし家族

3,母親の母性に当てられ、いっぱい甘えてしまった。(3)

「タツ君……男の子なのにビクビク情けなく震えちゃって。お母さんにシコシコされるのがそんなに気持ちいいのかな?」  悪戯っぽく微笑む優菜に、龍之助は力なく頷いた。 「だって、気持ち良すぎて……こんなの亜花梨姉ちゃん相手だと一度も...
なかよし家族

3,母親の母性に当てられ、いっぱい甘えてしまった。(2)

「ま……ママ? どうしたの?」  先に動いたのは亜花梨だった。 まるで土下座のような形で丸まってしまった母親に、亜花梨は手を置き、優しく声をかける。 「うっううう……ひどい……ひどいわ……」「な……何が……?」  何のこ...
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