結花ちゃん家の新性活

4.30話

「でも、見ないと触れないからね」  懇願する結花ちゃんを尻目に、俺は返事をした。 結花ちゃんはそのまま、押し黙ったまま固まってしまった。 すっかり主導権を奪われた彼女の有り様に、加虐心が刺激された俺は時間を掛けて、彼女の脚を撫でまわ...
ひどくありふれた男女の日常

吸血鬼狩りと弟子(4/4)

「これが……師匠の……」  想像をはるかに超える巨大な怒張に一瞬気押されたアンリエッタだったが、むわぁっと香ってきた雄臭に脳を犯されるような感覚を覚えた。  そして……恐る恐る鈴口に唇を添わせる。 「えろぉ……ぺろぺろ…...
ひどくありふれた男女の日常

吸血鬼狩りと弟子(3/4)

「ん……くっ! 開け……開けったら……!」  ヒューゲルの様子を見て慌てたアンリエッタは渾身の力で蓋を開けようとする。蓋に集中するあまり、彼女は足元に置いたお湯のことを失念していた。 「熱っ‼」  踏ん張ろうと姿勢を変え...
ひどくありふれた男女の日常

吸血鬼狩りと弟子(2/4)

「――まず吸血鬼の弱点は頭じゃない、心臓だ。そこを潰さないかぎりこいつらはゴキブリみたいな生命力で蘇り、反撃してくる」  心臓を貫いた拳を引き抜きながらヒューゲルは言う。 「そしてこいつらは完全に死ぬと灰化するんだ。逆に言えば...
ひどくありふれた男女の日常

吸血鬼狩りと弟子(1/4)

 室内に響くのは金属音だった。  腕を伸ばしてみると手が見えないほどの漆黒、そんな闇の中でガキン、ガキンッと硬い物体がぶつかり合う音が聞こえていた。  音に合わせて暗闇に瞬間的に火花が光る。刹那に煌めくその灯りのおかげで常人は...
結花ちゃん家の新性活

4.29話

「自分で触っても気持ちいいんだけど、人に触ってもらうともっと気持ちよくなるんだよ」「そうなんですか?」「うん――ちょっと触ってみてくれる?」  そう言って逸物を押し付けるように近付けると、彼女はたじろぐように少し身を引いた後、恐る恐...
結花ちゃん家の新性活

4.28話

 その表情は、警戒心というよりは羞恥心……みっともない事を知られてしまった、といった感じだった。 緊張で戦慄く彼女を見て、パニックになられたら困ると思った俺は、結花ちゃんの心を解す為に出来るだけ優しく声をかけてあげた。 「心配しない...
結花ちゃん家の新性活

4.27話

 スマホの画面一杯に出てきたのは女性の顔。 脚にしがみつきながら、必死に性器を咥えている画像だった。そのせいで整った顔立ちはだらしなく崩れてしまい、淫靡な表情を見せている。 結花ちゃんは誰よりも知っているその顔が、ひょっとこみたいに口を伸...
結花ちゃん家の新性活

4.26話

 彼女を部屋に案内してから、扉を閉めて振り返ると、彼女はどこに居たらいいのか、居心地の悪そうな感じで隅のほうに立っていた。「好きな所座っていいよ」 テレビを点けながら、そう言ってあげると、結花ちゃんはベッドに腰を落ち着けた。 その位置が一...
結花ちゃん家の新性活

4.25話

 ダイニングに設置してあるテーブルに突っ伏したまま、俺は玄関扉をずっと見ていた。 結構な時間こうしている気がするけど、結花ちゃんは一向にやって来ない。 スマホを起動して時間を確認すると午後四時三十分になる所だった。ふと、職場に着いた美穂さ...
ひどくありふれた男女の日常

フリーターと隣人少女(4/4)

「……そんなの、見損なわれそうで言えないよ……」 「つまり、見損なわれそうなことで恥ずかしくなってるわけだ。初めて触られるのにいやらしい声を出す自分が恥ずかしくて、見られたくないんだな。可愛いじゃないか」  わざとらしく圭吾は...
ひどくありふれた男女の日常

フリーターと隣人少女(3/4)

「桜、お前が好きだ。俺はフリーターだし、寂しくなったらいつでも相手をしてやる。だから俺と付き合ってくれ」 「……はいぃ!」  グシグシと笑顔の仮面を壊して、桜は嗚咽を交えて返事をする。圭吾は桜の顔を正面から見据える。 「...
ひどくありふれた男女の日常

フリーターと隣人少女(2/4)

「どうした桜? 部屋の前にいるなんてなんか用事か?」 「ううん、別に用事があるわけじゃないんだけど。良かったら部屋に入れてくれないかな?」 「部屋に?……別にいいけど」 「本当っ、やった」  桜の提案に気軽に返事を...
ひどくありふれた男女の日常

フリーターと隣人少女(1/4)

 休日。自分が住んでいるマンションの一室で惰眠を貪っていたら呼び鈴が鳴り、|黒崎圭吾《くろさきけいご》は目を覚ました。  休みといっても世間様から見たら本日は平日だ。フリーターである圭吾は休みであるが、大多数の人間は職場に赴き勤労に...
結花ちゃん家の新性活

3.24話

 男性器に吸い付いたまま、零さないようにゆっくりと引き抜いた後、私は喉を鳴らしながら、粘つく精液が引っかからないように飲み込んだ。 その様子を見て米田さんが言った。「別に飲むまではしなくても良かったのに、精液好きなんですか?」 にやけるよ...
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