なかよし家族

6,なかよし家族(3)

「たっ君」「静江姉ちゃん……」「私はこれからもたっくんと仲良くしたい。姉弟としても、女としても。だから、たっ君はどうしたいか、はっきり教えて」  正面までやって来て、静江はこちらに目を合わせる。 おどおどとしながらも、髪の隙間から覗...
なかよし家族

6,なかよし家族(2)

「と、いうわけなので、もう通院は結構ですよ。お大事に」  そこまで言うと、医者はカルテを閉じて、別のファイルを取り出した。 こちらにはもう関心のない様子でファイルを覗く医者を尻目に、「ありがとうございました」と一言いって、椅子を立ち...
なかよし家族

6,なかよし家族(1)

 病院に来て欲しいと言われた旨を優菜から伝えられた週の土曜日。諸々の検査を終わらせた龍之助は、病院の待合室で緊張しながら名前を呼ばれるのを待っていた。 優菜が言った、深刻――、と言う単語が頭から離れず。ドキドキと心臓が強く鼓動するせいで落...
なかよし家族

5,みんなと楽しんでしまった。(9)

 溢れ出る母性に辛抱堪らず、龍之助は優菜の唇にキスをした。突然のキスだったのに関わらず、優菜は受け入れ、優しく応えてくれる。 そのままキスを続けながら、深々と刺さっていた剛直を、一気に引き抜いた。 「んもっ、んん……!」  口...
なかよし家族

5,みんなと楽しんでしまった。(8)

「ごめん、母さん。僕……ちょっと対応が悪かったかも知れない」「タツ君?」  龍之助は、母の広げられた四肢に指を触れた。突然の出来事に、優菜はピクリと身体を痺らせる。 亜花梨たちと遜色ない綺麗な柔肌を龍之助は撫で続ける。 「母さ...
なかよし家族

5,みんなと楽しんでしまった。(7)

 ――暫くそのままで繋がっていると、思い出したかのように腹の虫が鳴り出した。 唸るように響く音に、現実に戻された二人は顔を見合わせ、噴き出すように笑顔を作る。 「今度こそ、飯食うか」  笑いで滲んだ涙を拭いながら、亜花梨が言っ...
なかよし家族

5,みんなと楽しんでしまった。(6)

「だって、亜花梨姉ちゃんがあんなことするから……昂奮するに決まってるじゃないか」「……昂奮、したか?」「ずっとね……服、似合ってる。凄く可愛いよ」「……そっか。いひひっ、嬉しいな」  癖のある声で笑いながら、亜花梨は心底嬉しそうに言...
なかよし家族

5,みんなと楽しんでしまった。(5)

「タツッ!」  いきなりの出来事に亜花梨は驚き、龍之助の近くまで駆けつけていた。 肩に手を乗せ、自分のことのように心配してくれる姉の姿に、龍之助は驚いた。 「どうしたんだよ、いきなり。もしかして――びょ、病気が悪くなったのか?...
なかよし家族

5,みんなと楽しんでしまった。(4)

「んんっ! んふうぅ……んん……ちゅるる、ぢゅぱ……ちゅうぅぅ」  射精が落ち着いてきてからも、静江は龍之助を離さなかった。身動きが出来ないほどにきつく締めあげながら、貪欲に接吻を続けた。 お互いの唾液が混ざり合い、口内は体液でグチ...
なかよし家族

5,みんなと楽しんでしまった。(3)

「駄目駄目……駄目なのぉ……」  口だけで嫌がる素振りを見せても、責められている先端はどんどんと固く、膨らんでいき。彼女は切なそうに自身の指を噛み続ける。 悶える静江を見ていたら、下腹部に血が巡っていくのを感じる。ふと気が付けば、さ...
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