どんどん加速していくディルドの動きを尻目に、私はなんて声を掛けたらいいのかわからないまま、自慰に興じる娘を見続けていた。
どれだけの間続けていたのだろうか……濡れそぼった秘所からディルドが出入りする度に、いやらしい水音が高い音を出している。そして結花の喘ぎ声も、水音に合わせるように艶を増していく。
「はっ、はぁっ……、んん、んんんんんっ」
四肢に力を入れながら、苦しそうな表情をしている娘は悶えるような声を出す。
じゅぽじゅぽと空気の音を混ぜながら、速いリズムで動かしている結花は後一歩の所まで来ながらも、上手く絶頂する事が出来ないようだった。
でもそれは当たり前の事だ。つい先日までの結花は、性的なものに対して全然興味など持っていなかったのだから。
そんな娘が、あんなに……大きいものを挿入しているなんて、苦しくて当然だと、嫌に手慣れた動きを見ながらそう思った。
「どしたの結花ちゃん? もしかしてイけないのかな?」
米田さんが心配そうに結花に言うものだから、私は彼に願うように頼んだ。
「米田さん、なんとかしてくださいっ。結花が、あんなに苦しそうな声を出して……」
「声……? あぁそっか。ごめんごめん」
何か合点がいったように米田さんは頷くと、結花に向かってこう言った。
「結花ちゃん、もう声我慢しなくてもいいよ」
「本当っ」
そう言った途端、躰を震わせ切なそうにしていた結花の嬌声がどんどん大きくなる。
「はああっあぁん! 気持ちいいっ、メス穴ほじるのっ、気持ち良すぎるよぉ!!」
恥ずかしさなど微塵も感じさせず、大きな声で悦びの声を上げる少女は、もう私の知っている娘の姿ではなかった。
悲鳴のような嬌声を上げ始めてからすぐに、結花は腰を浮かせて弓の様に躰を反らせたかと思うと、ビクビクと体を痙攣させ始めた。
「んあああっ、イクッ、すぐイクッ! オモチャでアクメ決める、バカの娘になっちゃううううぅぅぅ~~!」
娘の声で聞いたこともない嬌声が部屋に響けば、溜め込んでいた力を発散するかのように四肢を震わせてから崩れ落ちた。
脱力しきった躰から、痛々しく刺さったままのディルドはゆっくりと外に抜け出していき、ついにはぬぽんと、空気の音を含ませながら飛び出すように秘所から外れた。
「はぁ、はぁ、さいっこぉ……。気持ちいいの、だいすきぃ……」
荒い息を吐きながら、結花はうっとりとした表情で呟く。
「ほら結花ちゃん、バテるのはまだ早いよ」
「んぁ……、ごめんなさぁい」
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