なかよし家族
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5,みんなと楽しんでしまった。(9)

 溢れ出る母性に辛抱堪らず、龍之助は優菜の唇にキスをした。突然のキスだったのに関わらず、優菜は受け入れ、優しく応えてくれる。
 そのままキスを続けながら、深々と刺さっていた剛直を、一気に引き抜いた。

「んもっ、んん……!」

 口を塞がれたまま、優菜が叫ぶ。しかし龍之助は動きを止めない。お互いが気持ち良くなるために、遠慮はしない。

「ぶちゅっ……ちゅば……ちゅうぅ……えろえろ……」

 舌を激しく動きながら、牡としての本能のままに、優菜に抽挿を繰り返す。

「んはぁ……! すっごい……タツ君が、タツ君が私のナカで一杯になってるっ! んあっ……! ああっ、はああぁぁ!!」

 膣肉を抉る感触に夢中になっている優菜は、龍之助が気持ち良くなりやすいように膣圧を高める。まるで搾り取られるような膣内のうねりに、あっというまに射精感が競り上がってくる。

「ああっ、か、母さん……! 出る、出ちゃう! 出すよっ!」
「うんっ、うん! 出してっ、母さんのタツ君専用マンコに、一杯子種を注ぎこんでえええええぇぇぇぇぇ!」

 剛直が発射に向けて強張る。直後、龍之助は腰を大きく突き出した。
 尿道が大きく膨張し、白い塊が母親に向かって勢いよく飛び出していった。

「んおっ~~~~~~ぉ、ぉぉ、ぉぉぉ…………!」

 唸るような声を上げながら、優菜は戦慄く。同じタイミングで絶頂を迎えた様子の彼女は、万力のように膣圧を上げて、龍之助を掴んで離さない。
 勿論、龍之助の方も抜く気はなく、吐き出される白濁液の最後の一滴までも彼女に注ぎこもうと、小刻みに腰を動かす。

「タツ君……タツくぅん……」

 昂奮しすぎたのか、まるで走ってきたように、顔全体を真っ赤に染め上げた優菜は、惚けた表情で龍之助の名前を呼んで、舌を伸ばす。
 龍之助は何も言わないまま、彼女の求めるままに舌を絡めた。

「んぢゅるる……ちゅぱ……ちゅ、ちゅる……」

 優菜の貪欲な舌遣いが、龍之助を余すことなく味わおうと口内を動きまわる。
 射精の満足感で何も考えられないまま、彼女の舌を受け入れていると、再び剛直から体液が昇ってくる。
 龍之助はなんの遠慮も無く、その液体を吐き出したが……優菜は驚き、目を見開いた。

「ちょっと……た、タツ君……これ、これぇ……」

 ジョボボ……ジョボボボボボボボボ。

 出て来たのは精液ではなくて小水だった。そういえば、そもそもここに来たのは用を足すためだったのだ。
 射精して弛緩した身体が我慢出来ずに、そのまま優菜の膣内に吐き出してしまった。
 しかし、出たものを途中で止めるのは至難の業だ、龍之助は制御できないまま、優菜の膣内は尿で満たされていく。

「んぐぅ……あ、熱っつぅい……こ、これ……だめ、すっごい……」

 優菜の呻く声が聞こえた後、膣内が再びきつく閉まる。

「んぐぅ……!~~~~~~」
「母さん……もしかしてイッちゃった?」
「…………あ……だ、だってこれ……やばすぎ……」

 開いた口から涎を垂れ流しながら、優菜は放心している。
 すべてを出し切った龍之助は、ゆっくりと、剛直を引き抜いた。

「あ…………ま、まってタツ君。駄目……今、引き抜いたら……!」

 優菜の制止も構わずに、剛直を引き抜けば、空気の音と共に、

 ジョババ……ジョボ、チョロロロロロ…………。

 剛直の隙間を埋めるように、優菜の秘所から排尿されたものが溢れ出してきた。

「あ……ああ……はっ、はあああぁぁぁ……」

 秘所から漏れだす感覚に陶酔するように、優菜は顔を醜く崩す。緩み切った表情から見えた笑顔は、まさしく至福。と、いった具合だった。

「は~~癖になっちゃいそうかも……」

 プレイの後片付けをした後で、リビングで落ち着いていた優菜が呟くように言った。

「そんなによかったの? 膣内に出されるの?」
「……うん。タツ君のトイレにされてる~~って思ったら、びっくりするぐらいに昂奮しちゃった」
「そ、そっか」

 嬉しそうに優菜は言った。冷静な時に聞くとかなりとんでもない発言だと思う。誰かに聞かれたら間違いなく捕まってしまいそうだ。

「タツ君は? 母親に向かってオシッコビュッビュしちゃったのは気持ち良かった?」
「……気持ち良かった、です」

 改めて聞かれるととても恥ずかしかったが、正直に答えると、「良かった」と、優菜は気持ちのいい笑顔を見せてくれた。

「あ、そうだ」
「どうしたの?」

 淹れてもらった紅茶を啜りながら、優菜の方に目を通す。

「今日ね、タツ君の病院にいって定期報告してきたんだけど……一度本人を連れてきてくれませんかっていわれたの」
「僕も?」
「うん、なんだか少し深刻そうだったけど……大丈夫かな?」

 深刻そう、という言葉に少し胸がざわついたが、だからって行かないなんて選択肢はない。

「わかった、行くよ」

 急な呼び出しに内心ドキドキしながら、龍之助は返事をした。

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