なかよし家族
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6,なかよし家族(8)

「ふああ……あ、あ…………」

(ふう、危ない危ない)

 入れ替わり挿入を続ける剛直は何度も寸前の所で止めているからか固くなる一方だ。いきり立った怒張を上下に大きく振りながら、今度は亜花梨の背後に近づいた。
 ずっと放置されていた亜花梨は辛抱堪らなかったご様子で、龍之助がやってきても構わず自分の秘所を弄りまわしていた。

「お待たせ、亜花梨姉ちゃん。今すぐ気持ち良くしてあげるね」
「もう、遅すぎっ! 早くタツを感じさせてぇ……」
「勿論、任せてよ」

 龍之助は元気よく応えて見せれば、亜花梨の秘所に怒張を埋める。濡れそぼっていたのもあり、龍之助は手慣れた動きで亜花梨の隙間を押し広げていく。

「きったぁっ! あううっ、お、大きいっ……!」

 歓喜の声を上げながら、亜花梨は声を荒げた。抵抗なく奥まで滑る逸物を侵入させて、彼女の弱点である子宮口をノックする。

「んはぁっ! そこそこそこっ……! や、やっばいこれ……キく、キッくぅ……!」
「亜花梨姉ちゃん、ここ大好きだもんね」
「うんっ、うん! すきぃ……赤ちゃんのお部屋突かれるの大好きぃ……!」

 上擦った声で喘ぎながら、亜花梨は剛直が与えてくれる快楽を全身で受け止めていた。自分から腰を動かし、いい所に当たるように高さを調整している。搾り取られるような膣内の感触に、龍之助の方も呻き声を上げてしまっていた。

「あっ、あっ、ふああ……気持ちいい、気持ちいいよぉタツぅ……」
「ぼ、僕も……うう、うあああ」

(こ、これじゃあどっちが責めてるのかわからない。まるであべこべだよ)

 陰茎を這い回る肉の海に必死に耐えながら、亜花梨が満足するように必死に腰を打ち付けた。
 すると亜花梨の身体が縮こまり、身体を戦慄かせる。何度も見て来た絶頂のサインだ。
 自分を慰めていたこともあり、大分高まっていたのだろう。亜花梨がオーガズムに達しやすいよう、小刻みに剛直を動かし、何度もポルチオを刺激する。

「はぐっ! うっ、うぁっ……あ、イク……イクイクイク――!」

 身体に汗を浮かしながら、腰の動きを速める亜花梨。

「タツぅ……タツぅ……イッちゃう、あーしぃ……すぐイッちゃいそうだよぉ……! もっとぉ、もっとしたいのにぃ、腰止めらんないよぉ……!」
「大丈夫だよ、亜花梨姉ちゃん。――これから何度だって、してあげるからっ!」
「ほんとぉ? 嘘だったら怒るからねぇ……?」

 彼女の問いに「約束するよ」と言ってあげると、亜花梨は抑圧していたものを解放するかのように、大きく身体を震わせた。

「はぁ……っ!……あぁっ、イク……イッック――!」

 叫ぶように嬌声を上げた後、亜花梨は頭を持ち上げ、背中を反らした。
 連動するように膣内が伸縮して、剛直を奥へ奥へと導こうとしている。
 こみ上げてくる樹液から耐えるようにして、ゆったりとしたペースで雄棒を動かし、膣内を撹拌した。愉悦の余韻を味わいながら、不随意に身体を動かしていた亜花梨は暫くすると力を抜いて、ベッドに倒れ込んだ。
 逸物を抜き取り、龍之助は優菜の背後に向かって歩く。

「母さん、お待たせ」
「タツ君……」
「今度は最後まで、母さんも気持ち良くしてあげるね」
「うん……」

 剛直を持ち、優菜の秘所にあてがう。
 何回も挿入を繰り返した逸物は汁まみれのデロデロになっていて、形も相まってウナギのようによく滑った。

「入れるよ……」

 ズプン――!

「んっ!……ああああ!」

(はああ……やばい。気持ち良すぎてすぐに出ちゃいそうだ)

 滑りがいいお陰で難なく入っていく剛直は、すっかり敏感になっていた。
 挿入しただけで射精してしまいそうだったのをどうにか堪えてから、抽挿を始める。

「んっ、あ、ああっ! タツ君の、さ、さっきより大きくなってる……! ああっ、いいところに、当たるぅ……!」

 艶掛かった声を上げながら、優菜は全身で悦びを表すように身体を弾ませている。二人を相手取っている間、ずっと放置されていたのだから無理もないと思った。
 我慢に我慢を重ねてとんでもなく充血している怒張は耐えがたいほどに張りつめ、実の母親を官能の海に溺れさせている。そのことが昂奮した頭に劣情を届け、龍之助は本能のままに腰を動かし始めた。

「ああ……母さんっ!」
「んあっ、はあぁっ、ん、んぐぅっ!」

 腰を叩きつける音が部屋中に反響する。
 加減をせずに打ち付けるせいで優菜の尻臀は赤く充血し始めていた。痛みを感じているだろうと思うほど朱に染まった臀部。それでも互いに構うことなく肌を打ち付け合った。

「ひぐ、ひぃいっ、んっ、あああっ!」
「母さんの感じてる声、凄くえっちだよ……」
「ああ……勝手に出ちゃうの、堪忍して……そんな風に言わないでぇ」

 優菜が恥ずかしそうに声を出すと、膣内の圧力が強くなる。拒否する言葉とは裏腹に、抱きついてくる膣肉が気持ち良くて龍之助は思わず震えを覚える。言動と行動が相反している母親の姿に、内心優越感のようなものを感じていた。

「タツ……」
「亜花梨姉ちゃん?」

 身体を見悶えさせながら、亜花梨はタツを見つめていた。熱く濡れた瞳でこちらを見つめる瞳は、再び官能の火が点いてしまった様子だった。

「ママを見てたら、あーしまた……」
「え……でも」
「…………わ、私も……」
「し、静江姉ちゃんまで!?」

 熱に当てられた姉妹は龍之助に熱視線を送り続ける。

「あ、そうだ。二人共、お尻突き出して」
「う、うん」
「わかった」

 従順に言う事を聞く姉二人。先ほどと同じように横一列に並び、臀部を突き出した状態になったのを確認すると、龍之助は二人の秘所にそれぞれ二本の指を挿入した。
 濡れそぼった陰部は難なく指を受け入れ、敏感な部分に指を押し付けてみれば二人は愉悦の声を上げる。

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