6,なかよし家族(9)

「ふああ、あっ、ううっ、ひんっ!」
「おっ、おお……、おふっ、おっ……!」

 グポグポと、空気の含んだ音を出しながら秘所から蜜が掻き出される。こぼれた愛液を太腿まで垂らしながら、二人は動物のように声を荒げて悦に浸る。
 三者三葉の艶声が響き、耳に入るたびに脳を舐めるようで。龍之助はあまりに官能的な空間に下腹部にばかり血が集まり、眩暈を起こしそうだった。
 視覚的にも、体感的にも気持ち良さを感じて、流石に射精を我慢出来なくなってきた。

「はああ……母さん、もう駄目だ……出ちゃいそうだよっ」
「い、いいよっ。私もイきそう、だから……!……お母さんの膣内に、沢山出してっ」

 なんとか声に出したという感じで、息を荒げた優菜が言った。
 許しを得た龍之助は腰の動きを速めていく。するとすぐさま精液がこみ上げてきて、竿の根元から痺れるような感覚が襲ってくる。

「あー、出る……イッちゃう……!」

 腰の動きと連動するように手の動きも速くなれば、姉たちもブルリと震えを覚え、艶声がどんどんと大きくなっていく。
 部屋の中全体でこだまする声は、まさに発情期の猫のよう。理性なんてとても感じない鳴き声を上げながら。迫ってくる快楽に傾倒していた。

「あ、ああ……私もイキそう! タ、タツ君……一緒に……!」
「うんっ、みんな一緒にイこう!」
「ふあっ、あ、あ、あ、あ……!!」
「おぅっ、おおぉぉぉ……」

 龍之助に合わせるように、昂った劣情を身体に溜め込む家族たち。
 呻き声を上げながら限界ぎりぎりまで耐える彼女たちは淫靡そのもので、吸い寄せられるように精液が競り上がってきて、溢れ出すように優菜の膣内に吐き出した。

「はあああぁぁぁぁぁぁっ! タ、タツ君のが入ってくる!……んっ~~~~!」
「んんんんんんん!!」
「おっ~~~~!」

 熱湯のような精を吐き出すと同時に、優菜が絶頂を迎えたようで、身体を反らして膣内を締め付ける。
 それに遅れることなく、亜花梨と静江も後を追う様に気をやってしまったようだった。
 満足感のある疲労を身体中に感じながら、逸物を抜き取る。

「あひっ……な、なんか?……あ、だめ」

 プシッ、プシャアアア……。

 引き抜いた際に優菜の秘所から透明の液体が勢いよく噴き出した。

「あ……ママ潮吹いてる、えっちすぎ」
「やっ、恥ずかしいから言わないで」

 羞恥心に顔を赤くしながら、優菜は龍之助の方を見た。
 少し下を向いている視線を追いかけると、自分の下腹部……優菜の体液が少し掛かった部分を見ているようだった。

「タツ君、ごめんね……汚いの付けちゃって」
「え……大丈夫だよ母さん、今言われるまで気にすらしてなかったから」
「そ、そう……よかった」

 安堵して表情を緩ませる母親はまるで少女のようで、普段とのギャップに思わず笑みがこぼれた。

「――姉貴、身体落ち着いてきた?」
「……大丈夫」
「よし、じゃあせーので行くよ」
「お姉ちゃんたち、何話してるの?」

 突然始まった会話に、龍之助が訝しい表情を向けると二人と目が合う。そして不敵に笑ったと思うと、

「せーの、それっ!」
「うわっ」

 姉二人がこちらに飛び掛かってきた。
 左右から同時にやってこられて逃げ場がなかった龍之助は、あっけなく捕まってしまう。
 のしかかられ、手を、脚を抑えつけられ動くことが出来ない。

「ちょっと! いったいどうしたのさ」
「どうしたもこうしたも……あーしたちはまだ入れてもらってないんだよ」

 亜花梨の言葉に静江は勢いよく頷いた。

「だ・か・ら。次はあーしたちの番……でしょ?」
「そ、そう言われても……僕もう休憩したいな~って思ってて」
「じゃあタツは寝っ転がってたらいいよ。あ―しら勝手にやっとくから」

 静江は何度も頷いた。

(だ、だめだ。全く話が通じそうにない……)

「か、母さん……」
「じゃあ私はタツ君たちが楽しんでいる間に何か精のつくものでも作っておくわ。頑張ってねタツ君」
「…………」

 優菜は廊下に出て手を振ると、無情にも扉を閉めた。
 寝室には盛りのついた牝二匹と疲れ果てた牡一匹のみ。どうなるかは考えるまでもなく――――。

「あっ、あふっ、はああ……! タツのちんちん、すっごい!」
「……」
「ちゅぱ……ちゅるる、たっくん、キス気持ちいい?」
「……」
「そりゃ気持ちいいでしょ、だってこんなに……んあっ、固くしてるんだからぁっ!」
「……」
「よかった……じゃあ、もっとしよう。ちゅ……ちゅぱ……ん、えろぉ……」
「……」

 この後ご飯を作って戻ってきた優菜も参加して数時間、極上の快楽による拷問は延々続いた。
 次第に薄れていく意識の中で、みんなの幸せそうな顔が視界に映る。
 これからのことが気がかりだったけど、この表情を見れるなら、これぐらい――甘んじて受けようと思い、眠るように目を閉じた。

「あれ……タツ寝ちゃった?」
「でもこっちは起きてる……」
「あらあら、タツ君って本当にスケベさんね」
「じゃあ問題なさそうだな、続きしようぜ!」

 どんどん遠くなる姉妹の声を聞きながら、限界を迎えた龍之助の脳はここで意識を絶った。

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