「自分で触っても気持ちいいんだけど、人に触ってもらうともっと気持ちよくなるんだよ」
「そうなんですか?」
「うん――ちょっと触ってみてくれる?」
そう言って逸物を押し付けるように近付けると、彼女はたじろぐように少し身を引いた後、恐る恐る手を伸ばす。
人差し指でつつくように膨らみに触れてから、頂上に指を置いてなぞらせる。
少し前に母親がしゃぶっていた逸物に、今度は娘が手を掛けている……。
触らせる事に成功した俺は、興奮のあまりに小さく喘ぎ声を漏らしてしまった。
「ご……ごめんなさい。痛かったですか?」
喘ぎ声を聞いた結花ちゃんは、勘違いして指を離す。
「いや――結花ちゃんの指が想像よりも気持ちよくてね……もっと触ってくれるかな?」
「は、はい」
返事をした彼女は、内心興味津々といった感じで、今度は躊躇いなくズボン越しに竿に触れた。
手の平が、撫でるように動く度に布が擦れ、さっきよりも強い刺激が伝わってきた。
「あぁ……凄く気持ちいいよ、触るのが上手いね」
褒めるように言ってから頭を撫でてあげると、彼女は照れた笑みを浮かべて目を閉じる。
撫でられて満足げな表情を見せる結花ちゃんを見て、親子そろって頭を撫でられるのが好きなんだなと思った。
――まぁ、胸元は母親に似てないけど。と、寂しい胸元を見て考えていると、視界の奥。座っている彼女の脚がむず痒そうに動いていた。
劣情に当てられたのか、妖しく悶える脚はとても卑猥に見える。
「結花ちゃんも触ってもらいたくなってきた?」
「~~!」
試しに聞いてみると、逸物に触れながら惚けた表情をしていた彼女は、俯いてしまった。俺はその場でしゃがみこみ。スカートから伸びている彼女の脚に手を触れた。
「あ……ん――」
切なそうな声を出して悶える彼女は、嫌がる素振りをみせずに俺の指を受け入れた。
気持ちよくなるのは悪い事ではないと思えたからか、性行為に対して徐々に抵抗心が無くなっている様子だった。
「お返しに結花ちゃんの股間も触ってあげるよ」
太腿を撫でながら俺が言うと、流石に触れられるのは恥ずかしいのか、彼女は黙り込んだまま俯いている。
「きっと、凄く気持ちいいよ」
「……本当ですか?」
彼女の言葉に「勿論」と返してあげると、彼女は手で口元を隠しながら「……お願いします」と控えめに呟いた。
茹るように真っ赤な顔をした結花ちゃんはとても可愛くて、下腹部が痛いくらいに張りつめてきた。
「おっけー。じゃあ、脚を開いて」
「……」
俺の言葉に彼女は返事こそしなかったが、ゆっくりと、閉じていた脚を広げていくと――充分に開かれた四肢の間から白い下着が現れた。
彼女が脚を閉じれないよう、間に座り込むと、両腕を左右の太腿に置いて、押し広げるように下着を観察した。
腰をくねらせ、もどかしそうに動く恥部が背徳感をそそるようだった。
ふと見上げて結花ちゃんを見ると、彼女は恥ずかしさのあまりに目を閉じて、顔を背けていた。その姿を見ていると、加虐心が疼いてしまう。
下着に目を戻し、無地の下着の、中央部分に触れると水気を感じた。
俺はもう一度指を押し込み、そのまま待っていると下着が蜜を吸い、じわじわとシミが広がっていく。
「あー、下着が濡れて汚れちゃってるね」
わざとらしく、羞恥心を煽る様に声に出した。
「やっ、そんな風にいわないで……」
そう言ってから、彼女は恥ずかしさで脚を閉じようと力が入る。
しかし、あらかじめ抑えられていた脚は、閉じるどころか動かす事すら出来ない。
少しの間頑張っていた結花ちゃんだったが、観念したのか脚の力は抜けて、両手で顔を覆うように隠してしまった。
そして彼女は願うように声に出す。
「……あまり、見ないでください」
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