「あっ! そのうごき、すきぃっ……!」
気持ちのいい所にピンポイントに当たって、私は一際高い声を上げた。
「ここかな?」
探るように腰を動かした米田さんは的確に弱点を突き止める。
トントントンと、規則正しく弱い所をノックされると、気持ち良さで頭がおかしくなりそうだった。
「んんんんん……! そこっ、そこすごいっ、あぁ、ああぁ、だめぇ……」
気が付けば、私は膣から伝播する愉悦にすっかり身を任せていた。
甘い声を出して身体を跳ねさせれば、米田さんは更に弱点を責めてくる。
まるで躰を乗っ取られたかのように四肢の感覚は消えてしまい、突かれる度に頭の中が白くなり、私は何も考える事が出来なくなっていた。
「あっ、はぁっ、ひぐっ、す、すごっ、下のキスっすごいっ!」
どうしようもない私は耐えるように嬌声を出す。
「結花ちゃんの未使用マ×コ、絡むようにまとわりついてきて……凄い気持ちいいよ!」
惚けた頭に米田さんの声が入ってくる。
薄目を開けて米田さんを見てみると、凄く気持ちよさそうな顔をしながら一生懸命に腰を打ち付けている。
私を同じように不規則に荒い息を吐いている米田さんを見て、繋がった躰から同じ感覚を共有しているんだなと思うと、こみ上げてくる多幸感に体が、心が包まれていく。
「よねださんすきぃ、ひやぁっ、あんっ……きもちいいのも、すきぃ……!」
興奮した私は、思った事をそのままに叫んだ。
あぁ……どうやら私はすっかり、米田さんに絆されてしまったようだ。
「結花ちゃん……俺も結花ちゃんの事好きだよ……!」
そう言うと、私の身体を包むように米田さんは覆いかぶさってきた。
抱きしめるように回してきた腕の力はどんどんと強くなり、締め付けられるようだった。
米田さん……必死で……可愛い。
求められる事がなんだか嬉しかった私は応えるように米田さんを捕まえる。
「本当に、こんなに可愛いお隣さんと好き合えるなんて幸せだよ!」
「わ……わたしもぉ……! きもちよく、てぇ……しあわせぇ!」
掠れて来た声で返事をすれば、ピストン運動は今までで一番早くなり、部屋には乾いた音が鳴り響いた。
「も、もう出すよ! 初めての男性汁、子宮でしっかり受け止めてね!」
米田さんの言葉の意味がわからず、私は彼の躰をギュっと抱きしめた。
膣内で動くオチン×ンがどんどんと大きく、固くなったかと思うと。
ビュルルゥ! 一際大きく、硬くなった肉の棒から何かが発射された。
「~~~~~~~~~~っ!」
その瞬間、視界には火花が飛び散り、溜まった気持ち良さが躰の中で爆発したようだった。
指は背中にくいこむほど握り込み、足先ではグーを作る。
込めた力は抜ける事なく、ドクドクと脈打つ竿が動かなくなるまで、私の躰は米田さんを捕まえていた。
下腹部が熱いもので満たされていく……。
肉の棒が液体を出し終え引き抜かれると、やっと力を抜く事が出来た私はパタンと力尽きて、掴んでいた手足はベットに力なく落ちる。
すっかり息が上がってしまっていた私は、途切れそうな意識の中でただ呆然としていた。
コメント