「はい、お待たせ」
「ありがとうございます」
グラスを受け取った彼女はクピクピと水を飲むと楽になったようで、安堵の表情を浮かべる。
「もう鼻血は止まったかな?」
俺が質問すると少女は抑えていたティッシュ離し、鼻の様子を確認する。
「大丈夫そうです」
「そっか、まぁもう少しゆっくりいけばいいよ」
そう言うと少女は頷き、ベットに寝転び目を閉じた。
横になった少女はびっくりする程の速度で鼻息を鳴らし、眠りについている。
(大分疲れが溜まってたのかな)
少女の顔を見て想像する、ある日急に父が他界し、生活環境はガラリと変わった。
挙句には引っ越しで慣れない環境に振り回され見知らぬ他人にぶつかり、オマケに鼻血まで垂らしてその人物にお世話になる。
俺が当事者だとしても凄いストレスだろうなー。
押し入れからタオルケットを取り出し、少女の上に被せてあげると彼女は手で掴んで引っ張り、抱き枕のようにしてしがみ付いた。
その姿に俺は思わず見入ってしまった。
(うわ……)
脚を持ち上げタオルケットを挟んでいる少女は、スカートが捲れ上がり、もう少しで下着が見える所まで来ていた。
露わになった太腿の先は大殿筋の丸みを感じさせ、幼いながらも女性の躰を意識させる。
先程落ち着いた筈の性欲は寧ろより大きく俺を支配しており、操られるようにスカートの裾に手を伸ばしてしまう。
勘づかせないようにゆっくりと掴んだ裾を持ち上げると、少女らしい白の下着が姿を現した。
タオルケットを抱きしめる為に動いたせいか、下着は局部に食い込んでおり、丸出しになった|尻臀《しりむた》は綺麗に張っている。
親指を使って一番高い膨らみを指で軽く押し込むと、卵の薄膜を思わせるような肌質に吸い付く感触が加わって無限に触っていれそうな心地よさを感じる。
「ん……はぁ……」
尻の感触を満喫していると少女の口から吐息が漏れた。
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