ぱんぱんぱんぱんぱん
「あああ……米田さんだめ、だめだめ、だめぇっ!」
美穂さんの両腕を、ハンドルのように掴んで腰を打ち付ければ、彼女は必死の様相で声を上げていた。
首を振る様に動かし、大きな艶声を上げていた美穂さんは、やがて体をガクガクと震わせたかと思うと、
「ひあ、あああああああ!」
「うわ、や、やば……」
悲鳴ともつかない絶頂の声を叫びながら、膣肉が万力のように締まりだして、思わず射精してしまいそうになってしまう。
神経を集中して射精を我慢する。今日はまだまだこれからなのだ、こんな所で出したら勿体ない。
数秒の間、なんとか耐え忍んだあと、繋がっている彼女を見た。
背中ごしに見る彼女は、汗の匂いに混ざり雌のフェロモンを垂れ流すように、凄まじい色香を放っていた。
「うあ、あああぁぁ……」
未だに絶頂の余韻が残っている彼女は躰をガクガクと震わせる。
はぁはぁと、互いの乱れた息遣いだけが響く空間で、彼女のフェロモンが空気を伝って俺の脳みそを溶かしているような錯覚を覚えていると、なんだか脚に熱いような、暖かいような感触が伝い落ちる。
じょぼぼ、じょぼぼぼぼ
続いて聞こえた水音に振り向くと、彼女の恥部から透明な体液が流れ落ちていた。
「あああ、あああああ」
すっかり濡れてしまったスカートを持ち上げ、覗き込むように確認すると、彼女は潮を吹きだしていた。
潮吹きなんて、AVでしか見た事がなかった俺は目を奪われてしまい、出し終わるまでの間、ずっと凝視していた。
「いやあ、いやぁ……」
呼吸を忘れる程黙り込んでいた俺の様子で、見られている事を察したのか、彼女は体液を垂れ流しながら羞恥の声を上げている。
しかし、美穂さんが羞恥心にまみれる程、膣肉の動きは激しくなって俺を悦ばせてしまっていた。
「こんなに汚しちゃって、本当に気持ち良かったんですねぇ」
しみじみと言うと、美穂さんは何も言わず、ただ黙っていた。
しかし膣肉は彼女の心中を現すようにリズムよく逸物を締め付け、それがとても気持ち良くて満足感に包まれていく。
彼女がひとしきり出し終えた後、俺は一度逸物を引き抜き、液体で濡れてしまった服を脱いだ。
「はい、美穂さんも脱ぎ脱ぎしましょうね」
「ひ、一人で脱げますから」
「そうですか、残念」
俺から背を向けて美穂さんはシャツを脱いでから、ぐしょぐしょになったスカートを脱ぎ始める。
ストリップでも見ているような気分になり、これはこれで悪くはないなと、徐々に見える彼女の裸体に目を通していた。
そういえば、一か月の間でお互い全裸になる事は一度も無かった。してもらうばかりだったからその必要がなかったのだ。
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